今回は苺と生クリームが魅力的な、「ショートベリーケーキ」をご紹介します。
美味しさが伝わって、予約までしてくれたら嬉しいです。。！

主役はフワッフワのスポンジ？！

ジョージのおやつが2022年に提供するクリスマス限定のケーキ「ショートベリーケーキ」。
実は、主役はイチゴではなく、スポンジなんです。(ぱっと見では白い生クリームに覆われていますが...)

試作に試作を重ねていると、しっとりフワッフワのバニラジェノワーズ(スポンジ生地)を生み出してしまい、どうすればこの子を引き立てたケーキが出来るだろうと考え、導き出した答えがこのショートベリーケーキ。
ジョージのおやつらしいショートケーキに落とし込むのに時間がかかり、ようやく今年、ジョージのおやつらしいショートケーキができました。

スポンジがめちゃくちゃ美味しく、どこを食べてもしっとりしてる。

スポンジ自体甘めでそれを美味しく食べてもらう為に生クリームの甘さをいつもより少し控えめにしてます。だからこそ一緒に食べてもらえるとわかります、マジでうまいです。。

でも、それじゃああっさりするんじゃないの...？
せっかくのクリームのコクがあさっりで意味ないんじゃないの？

そんなあなたに朗報です。
コクを引き立てるために入ってます。カスタードクリームちゃん。

ジョージのおやつの名脇役、カスタードクリームちゃん

シュークリーム、ミルフィーユでは主役っぷりを発揮して大人気のクリームです。今回も名脇役っぷりを発揮してもらってます。

え？ いる？ カスタードちゃんいる？...あ、いる、いるわ、この子またいいアシストしてるわ...ぐらいです。ほんと脇役くらいで邪魔しないそのくらい。

...ですが、生クリームと苺コンポートの仲を保ってるのはカスタードクリームちゃんがいるからショートベリーケーキはなりたっているのです。

まるでフランス料理のコースの最後に出てくるデザートのようなベリーソース

最後に、真ん中のソース、苺とフランボワーズをミックスさせたベリーソースとなってます。

切るとトローっと流れてしまいますが、さながらデセール(フランス料理のコースの最後に出てくるデザート)のよう。

とろける瞬間を目の当たりにすると唾飲みません？レストランでソースとか溶けたチーズかけてもらったりするとうわー早く食べたい〜ってなりません？それです。

クリスマスって大人になってもわくわくする特別な日だと思ってます。

クリスマスケーキが箱から出てくる瞬間ってやっぱりテンション上がります。今回は食べる瞬間までずーっとワクワクして欲しくて真ん中にソースの湖を作りました。

苺の食感が残り、味が凝縮しクリームと馴染むようにコンポートにした。断じていうジャムではない！潰さずホールで砂糖と少しのキルシュとで一緒に弱火にかけることでキルシュの香りが苺の香りを引き立てて、水分が抜け少しねっとりさを出し、苺の味を強めることでコクの強い生クリームと喧嘩せず、お互いのいいところを引き立て合うのです！

ナイフを入れて切り分ける時までみんなでワクワクしてほしいんです。うわー❤️ってなって欲しいんです。そんなみなさんの反応を期待しながら今回のケーキを作りましたのでみんなうわーってして下さい。そしてうわーのストーリー流してください。みんなのうわー見たいんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか？ 美味しそうでしょ...　
所詮ショートケーキ、ですが、どシンプルだからこそ、それぞれのこだわりが見えるのがショートケーキ。

これを逃すといつまたこのケーキに出会えるかわかりませんよ...笑
今がチャンスです！
気になった方は予約してみてください！

予約方法をご紹介

今回は、弘前中三地下一階デザートコレクションの店頭にてご予約いただけます。

電話でのご予約、ジョージのおやつでのご予約は承っておりませんので予めご了承ください。

■商品情報■
ショートベリーケーキ ¥3,780円(税込)
直径13センチ

限定数： 150台
お渡し日: 12/23~12/25
お渡し場所: 弘前中三デザートコレクション一階

あとがき

ショートケーキ...それは苺と生クリームで組み立てる老若男女認知度No.1とも言えるケーキですよね🍰

子供に何のケーキがいい？と聞くといちごの！！と指名率が安定して高いケーキ。
ですが、ジョージのおやつでは苺のショートケーキを作ったことはありませんでした...。

なんでこんなメジャーなケーキを作らないの？と聞かれる日も多かった...
どシンプルだからこそ難しいケーキ、そしてパティシエの私が苦手だったから！

ジョージのおやつが出来て初期の頃、知り合いに頼まれて何度かホールケーキで作ったことはありました。フレッシュな苺の水分と生クリームの濃厚な乳脂肪分がどうしても喧嘩する...という理由で苦手意識があった。

学生時代ケーキ屋の食べ歩きで食べ過ぎて苦手に拍車を自らかけてた時、衝撃的なショートケーキに出会った。
その味をジョージのおやつらしいショートケーキに落とし込むのに時間がかかり、ようやく今年形にしました。

そんなケーキを、皆さんにぜひ食べていただきたいです。